躁鬱患者ひーちゃんのリハビリ読書録

読んだ本について書いていきます。中には読破できた、楽しかったしか書けないときもあると思いますがそれでいいのです。無理せずのんびり感想なりなんなり書けることを。壁打ち状態!

『それいぬ』を読んでいる

 夕方に寝てしまったのでこんな時間に起きてブログを書いています。『それいぬ』(嶽本野ばら・著)を今読み進めているところです。確かに『下妻物語』とは全く違うな…小説とエッセイだから違うのは当たり前なんだけど友達が言ってた意味が少しわかったような気がします。

 何で読破してないのに書くねんって?あのね、難しいんですわ。スーっと入ってくるところもあればこれは何ぞやって思う箇所もあります。ただ雰囲気は私の好きな感じだなと思いました。根性ワルな一面もありながらロマンチックで耽美でお上品な世界が私は大好きです。

 まだ半分も読めておりません。そして一通り読んでもこれはもう一度読み返さなくてはなりません。昔と違って本をパラパラめくれば感想が溢れ出てきてくれる脳ではもうないのですから。そしてメモを取りつつスムージーなんかじゃなくて紅茶を飲みながら読まなければいけないのです。きっと。だから全体の感想を書くのはしばらくかかると思います。

 私21歳なのですが母親の本棚を覗いてはマンガを読み漁る子供だったので『ベルサイユのばら』などが大好きでまぁ学校のクラスでは浮きに浮きまくっていました。嶽本さん、ヅカ観るんかい!そして何よりぐっと来たのが『風と木の詩』がこの本の中に登場してること。あー!好きです!!ってなりましたね。一気に。『ポーの一族』は読めてはいないけどずっと読みたいと思っていて(宝塚版があるし)(萩尾望都よくわからないながらも読んでたし)しゅ、趣味合う…?って思いました。中学生のころに『それいぬ』に出会いたかったです。

 でも今からでも私は正しい乙女になりたいのです。「お友達なんていらないっ」、「公女様は意地悪がお好き」、「愛はだし惜しみして使う」が好きです。共感できるところがあって。

 これ、小出しにしていかないと…一回のブログでなんて終わらせられなくないか…?もうちょっと読みやすい方の文から読んでいけばよかったなーと思う時もあるんですが私が好きだと思う世界を作り上げるのはこういう人なんだと思います。(なんて面倒な人なんだ私は)京都にある漫画ミュージアムに引きこもって『ポーの一族』などを読みたいです。

 私が手に取ったのは文庫版なのですぐに読めるかな?と思ったら意外と時間がかかって返却期限までにあと3冊読み終えることが可能なのか怪しくなって来ています。『タイマ』と『幻想小品集』、『「天使」の名画』(美術史好きでして)が残っています。

 喫茶店でバイトしつつ何とか読み切れるよう頑張ります。

下妻物語…嶽本野ばら

 私、反抗期がなかったんです。それで発症したようなものなんだけれども。真面目ちゃんで読書とお勉強が大好きな高校生活を送りました。(体育と数学はぱっぱらぱーでした)

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 きっとこの作品の感想を人に聞けば桃子かイチコのどちらかに憧れを抱く(ないこともあるだろうけど。)と返ってくるだろうし同じ大学のロリィタ命の友人はバイブルのように思っているようです。私は実家が茨城県なので舞台になった下妻(はよく知らないですすみません)と牛久(めちゃ近)でテンションが上がりました(笑)。映画見てみたい。大仏様でてくるんかーーーい!

 私はというと両方に憧れています。ロリィタも着たことがないしヤンキーどころか髪染めすらしたことがないクソ真面目で地味な人です。でも本屋さんではeggなどのギャル雑誌を立ち読みしていました。ロリィタの雑誌もよく読んでいました。二人の共通点は常識やら普通ってヤツの型に囚われず自分の感性のまま生きているところだと思いました。…ここまで振り切れるっていいなと心の底から思います。お洒落で気高く可愛くて美しくてキラキラしたものに囲まれた人にも憧れるしタバコを吸いバイクを乗り回しヤンキーそのものの格好をし口が悪く喧嘩までやってみせる人にも憧れがあるのです。変身願望や反発心(?)が私の中にはあるんでしょうね。ほぼ自分語りやんけ。

 振る舞いは優雅な桃子の心根が明らかに腐ってるところがなぜか好きなのです。親から金巻きあげるとことか。だけど正しいことも言ってるようで。

 もっと色々書きたいんだけど実は今本が手元にないのです。(返しちゃった)嶽本野ばらの他の本を3冊借りたので異色さがわかるんだろうな(と友達が言ってた)。楽しみ。これからは本が手元にある状態で書きます(笑)

 今映画見てるんですがだいぶん展開が違ったり省略されたりして面白いです。ケータイに時代を感じる…。あー今度はもうちょっとちゃんとした文章が書きたい…。もし出来たら加筆したいです…ひぇん。

男役...中山可穂

 ちなみに私は宝塚歌劇の大ファンであります。なので最初に書く本はこの本にしました。一度読んだことはありましたが内容はすっかり忘れてしまいもう一度読み直しました。

 

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 ああ、あくまでフィクションとしての宝塚だなぁと思いました。ファントムさんの設定はぶっ飛んでるような気もするし。だけどトップは孤独だととある元トップが言ってたので如月すみれのような気持ちを実際のトップも感じているのかもしれません。あと中山さんはセリで事故が起こったことをご存じなのだろうか…(大昔の話です、今は超安全です)

 子どもっぽい文章しか書けないので申し訳ないのですが褒め言葉が増えそうな作品でした。(ピックアップしとけばよかったなすぐ忘れてしまうんだもの)色々な形容の仕方をなさっていました。らんとむさんは被せてきたな!えへへ好きですよらんとむさん。(わかる人にはわかる)彼女が失ったものは何だったんか未だに想像を巡らせてもわかりません…が後に紫苑ゆうさんみたいに音楽学校の講師になってそうだと思った。()

 舞台の幕が上がるまでの張りつめた空気、時々現れる日常感が好き。ちょっと夢ぶち壊しそうなところもあったけどね(笑)

 とりあえず読破できてほっとしました。中山さんの宝塚シリーズをまた読んでいきたいと思っています。

 次は『下妻物語』が読めたので何かしら書こうと思います。映画の方も時間作って見られたらいいな。

初めに……自己紹介的な何か

  初めまして。

  私(ひーちゃんと呼ばれています)は一応大学生です。なんで一応なのか。

休学をしているからです。海外留学に行ったわけでもボランティア活動に参加しているわけでもありません。タイトル通り、私は双極性障害のため休学しました。

  原因は深く言いませんが、家族と色々あり入学当初から既に大好きでたまらなかった読書が出来なくなり(単位は取ったものの)バイトに明け暮れ自立しなければと焦ってフルタイムで働いていました。そりゃ倒れますって。

  しかし今年の4月から徐々に復学していくことに決めました。関西で一生を終えたいと思う私にとって普通の就労が無理だとしても新島襄が作った大学となれば出ておきたいものです。

  何が必要か。

  無理のない時間割、無理のないバイト、そして何より本(文献)を読んでアウトプットすること、です。これが出来なきゃどうにもならん、と私は思いました。そして何より本を読んだり勉強する楽しさを取り戻したいと思いました。そこで思いついたのがブログの開設です。説明にある通り読破出来ただけ、とか楽しく読めた、とだけになることもあるでしょう。でも壁打ちのようなものなのでそれでいいと思っています。

  どうぞよろしくお願い致します。